担当科目:
1年:食品学Ⅰ、食品学Ⅱ、食品学実験、食品衛生学、食品衛生学実験
2年:食品開発・品質管理論
3年:食品・メニュー開発実習、ゼミ、卒業研究
4年:卒業研究
食品学Ⅰ
食品中の主要成分(糖類、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)や食品の成分変化について詳しく学びます。栄養士を目指すのに必要な知識の基礎編です。糖類、脂質、タンパク質はかなり詳しく講義を行います。構造式や化学式が出てくるときもあります。
食品学Ⅱ
食品学Ⅰを学んだ後に選択するのが望ましい、応用編の講義です。食品学Ⅰでは食品中の主要成分について学びますが、食品学Ⅱでは、食品の具体的な種類、どういった食品にどういう成分が多いのか、や、食品の加工について詳しく学びます。
食品学実験
食品学の内容を実際に実験で検証します。糖類、脂質、タンパク質の定性実験(それが存在するか確かめる実験)や定量実験などを行います。理化学のガラス器具を用いて、白衣を身につけて実験を行います。危険な試薬類を扱うときもあります。
食品衛生学
この講義では微生物の働きで起こる食中毒や化学性毒物、食品添加物などについて学びます。また食品を安全に食べたり飲んだりするための管理方法などを詳しく学びます。
最近の時事ニュースなどトピックスも扱います。
食品衛生学実験
食品衛生学の内容を実際に実験で検証します。実際に食品を用いて細菌数を確かめる実験や、食品添加物の量を測定する実験などを行います。理化学のガラス器具を用いて、白衣を身につけて実験を行います。危険な試薬類を扱うときもあります。
食品開発・品質管理論
前半は食品の開発について、後半は食品の品質管理について解説しています。前半の食品の開発については、開発プロセスについてアイデアの想起から工業製品としての形にするまでをお話しています。後半の品質管理については統計学を基本にリスク管理について解説しています。
食品・メニュー開発実習
前半ではメニュー保存のための品質管理を行うための試験を行います。後半は実際に菓子を開発、製造し販売を行うことを目指します。利益なども計算して開発から販売までの基礎を学びます。
ゼミ・卒業研究
ゼミでは地域連携の活動を行ったり、気になる食品の定性、定量実験、官能試験などをしたりしています。
地域に出て活動することも多い授業です。